不動産用語集
用語一覧
注 (鑑)の表記がある用語は、不動産鑑定特有の用語。
種別(鑑)
不動産の用途に関して区分される不動産の分類をいう。
類型(鑑)
不動産の有形的利用及び権利関係の態様に応じて区分される不動産の分類をいう。
価格時点(鑑)
不動産の価格の判定の基準日のことである。
正常価格(鑑)
市場性を有する不動産について、現実の社会経済情勢の下で合理的と考えられる条件を満たす市場で形成されるであろう市場価値を表示する適正な価格をいう。
提出(鑑)
依頼者以外の者への成果報告書の正本又は副本(不動産鑑定業者が作成する、割印等のある写しを含む)を提出すること。
開示(鑑)
依頼者に提出した成果報告書(ドラフト等価格等調査の作業の過程で提出したものを含む)を提示し内容を見せることのほか、当該成果報告書のコピーの提供や成果報告書の内容を依頼者が別途加工して提示(価格等のみの開示を含む)することも含まれる。
公表(鑑)
調査価格等が不特定多数の者に広く公表されること。
一般的要因(鑑)
一般経済社会における不動産のあり方及びその価格の水準に影響を与える要因をいう。
地域要因(鑑)
一般的要因の相関結合によって規模、構成の内容、機能等にわたる各地域の特性を形成し、その地域に属する不動産の価格の形成に全般的な影響を与える要因をいう。
近隣地域(鑑)
対象不動産の属する用途的地域であって、より大きな規模と内容とを持つ地域である都市あるいは農村等の内部にあって、居住、商業活動、工業生産活動等、人の生活と活動に関して、ある特定の用途に供されることを中心として地域的にまとまりを示している地域をいい、対象不動産の価格の形成に関して直接に影響を与えるような特性をもつものである。
標準的使用(鑑)
標準的画地の一般的な使われ方のことであり、「標準的画地」とは、対象不動産の属する近隣地域において、標準的な使われ方をしている土地のことである。通常、面積○○㎡、間口○○m、奥行○○mと判断する。実際にその土地があるかどうかは関係なく、想定の場合もある。
個別的要因(鑑)
不動産に個別性を生じさせ、その価格を個別的に形成する要因をいう。
最有効使用(鑑)
不動産の効用が最高度に発揮される可能性に最も富む使用のことである。
原価法(鑑)
価格時点における対象不動産の再調達原価を求め、この再調達原価について減価修正を行って対象不動産の試算価格を求める手法である。(この手法による試算価格を積算価格という。)
取引事例比較法(鑑)
まず多数の取引事例を収集して適切な事例の選択を行い、かつ、地域要因の比較及び個別的要因の比較を行って求められた価格を比較考量し、これによって対象不動産の試算価格を求める手法である。(この手法による試算価格を比準価格という。)
収益還元法(鑑)
対象不動産が将来生み出すであろうと期待される純収益の現在価値の総和を求めることにより対象不動産の試算価格を求める手法である。(この手法による試算価格を収益価格という。)
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