借地権を当初の提示額よりも高値で売却した事例
借地人からの相談事例になります。
借地権の売却を検討していたところ、地主より、借地権を売ってくれないかという話がありましたが、その金額が安いのではないか、と相談に来られました。
調べたところ、確かに、安い金額でした。
早速、地主に、もう少し高い金額で買ってくれないか、と交渉したところ、提示額以上の金額は出せないという返答でした。
そこで、第三者への売却を試み、買い手を探し出し、地主に譲渡承諾の許可を求めたところ、第三者へ売却するのだったら、第三者への売却金額で購入するということになりました。
更に、地主は、借地権も取得することにより、完全所有権となり、より価値が上がるので、その分の上乗せを要求したところ、それを承諾してくれました。
結果、当初の提示金額よりも、遥かに高い金額で、借地権を売却することが可能となりました。